4月1日にシリアの首都、ダマスカスでイランの大使館が攻撃を受けた。
イランの最高指導者ハメネイ師は報復を誓ったという。
最高指導者とは、どういった地位の人なのだろう?
日本では馴染みのない言葉だ。
Wikipediaで調べてみると、
アーヤトッラー・セイイェド・アリー・ホセイニー・ハーメネイー(ペルシア語: علی حسینی خامنهای、アゼルバイジャン語: سید علی حسینی خامنهای - Seyyid Əli Xameneyi、Āyatollāh Seyyed `Alī Ḥoseynī Khāmene'ī、発音 [ɔːjætoˈlːɔːh seˈjːed ʔæˈliː hosejˈniː xɒːmeneˈʔiː] ( 音声ファイル)、1939年4月19日 - )は、イラン・イスラム共和国の第2代最高指導者。第3代イラン・イスラム共和国大統領。日本ではハメネイ師と表記されることが多い。
とあった。
イランの大統領のことなのか…?と思いきや、
イランの大統領で調べると別の人物がヒットする。
その人物は、エブラーヒーム・ライースィー。
どういうことだ??
最高指導者と大統領、一体何が違うのか。
この疑問を解決するのに最適な記事があった。↓
この記事によると、
🔳「最高指導者」とは
・国政全般の最終決定権を持つ
・軍の最高司令官を務める
・イランでは最高指導者が国家元首に相当←
・終身
🔳「大統領」とは
・行政の長
・他国における首長職に相当←
・直接選挙で選ばれる。任期は4年。連続再選は2期まで。
そしてここがわかりにくいところなのだが…(私も現状よく理解できなかったのでまるっと引用する。)
大統領もいる一方で、なぜ最高指導者の役職が存在しているのか。イランはイスラム教を国教とするイスラム共和国で、国民の多くがイスラム教のシーア派だ。
そして大半が「12イマーム派」という宗派に属している。シーア派はイスラム教の預言者ムハンマドの血筋を重視しており、その子孫こそが正当な指導者とする考えだ。12イマーム派というのは9世紀に12代目イマームが人々の前から姿を消したことに着目している。
姿を消したことはあくまで「隠れた」という考えだ。その12代目イマームが出現するまでの間は「正当な指導者はいない」としているのだが、代わりに共同体を教え導く存在として最高指導者が存在している。
ここらへんはイスラム教について詳しく調べる必要がある。
イランでは大統領より最高指導者のほうに力がある、ということなのか。
今回はここで一旦終わりとする。
※文中「←」はあとで調べたいと思った箇所。